バカいってる

これはエポックだ

もう「その人」が破ったのでということは通用しないのでは。

お久しぶりです。

ものすごく、このことについて書きたくなったので書きます。

高木紗友希脱退に関して」です。

私はtwitterもインスタも意図的に見ておらず視野を狭くしているので的違いな意見かもしれませんが備忘録として残しておきます。

 

最近ハロプロでこういう事は増えている印象があります。アンジュルムの太田遥香だったり、つばきファクトリー小片リサだったり。

SNSや恋愛に関しての何らかのトラブルがあってグループを脱退せざる得ない(という選択をする状況)が続いているし、卒業も多い。

 

私は基本的に恋愛を制限すること自体に反対な人です。いくらファンと疑似恋愛というやり方であったり、ファンが彼女らを応援することで経済が回っている面があるとはいえ、それを理由に恋愛を制限するシステム自体に反対です。

 

最近多いな?と思うし、なんでこういうことが続くのだろうと思うと考えたときに、アイドル側の彼女たちがそもそも守られていないと感じているのではないか、そのシステムにいることで強いられることに対して、彼女たちが受け取るものがあまりに少なく、そしてそれを「美学」として回収され矮小化されているシステム自体に問題があるからだと思います。

 

「ルールを破った人」はすぐ脱退したり、何らかの形で制裁を受けるという形が続いていますが、それはその人が悪いことをしたというよりも、もうシステム自体機能不全を起こしているのではないか。

なので例えきつい制裁を加えようが、彼女たちに規制をかけようが、そのスタンスを続けていく限りはこのような事例は続いていくと思います。

 

度重なる新メンバーの加入、卒業脱退というシステムは一見私達、観客側には新鮮さがあじわえるかもしれませんが、環境が変わっていくストレスや負担は相当なはず。でも不思議とそれに対する部分はあまりに議論されない気がします。

 

その後の進路に対する接続、恋愛の禁止、メンバー間同士の人間関係、上下関係だってあるはずです。それは「女社会」だから、「アイドル」だからという要素というよりも、そもそも要求されているものが多すぎるからだと思います。

彼女たちに「苦しみ」を乗り越えるものとして、環境や彼女たちが叶えようとする土台すら整えないで、前向きに明るい、そしてアイドルの美学を守ってください。歌って踊ること、観客の皆さんと触れ合うことが好きなんですよね?というやりがいをかざして、ただ要求するだけしていたら、そのシステムから抜けていく人が増えることは当たり前だと思いますし、それは「その人」の問題ではなくシステムの問題だと思います。

 

アイドルに限らず、「好き」のものに対して、「推し」に対して一人の人間としての観点を持って接していけるか。それは大きな課題だと思います。

なので、今回のこと、そして最近の流動的な新メンバーの加入等、そして恋愛禁止について。

とかげの尻尾切りではなく、根本的に解決しない限りこのようなことは続いていくと思います。(言うのは簡単ですが、その世界観を守るためにこれを守ってくれといって無理な要求をし続けてそれを逸脱したから、罰せられる対象にすぐなりうるというのはちょっと、あまりにもというか、気持ち悪いと思ったので書きました。)