乃木坂46 ArtWork だいたい全部展 at Sony Music Roppongi Museum
噂の乃木坂のだいたい全部展に行ってきました。
衣装から、広告、ジャケットなど多方面から見た乃木坂46が作り上がってきた
軌跡がわかりとても面白かったです。
乃木坂46は私はアートディレクションの方面で興味が惹かれることが多いです。
メンバーももちろんですが彼女たちを支えるスタッフたちの力、そしてそれを構築するコンセプトの力の集結のものに、メンバーがいます。
つまり、彼女たち+スタッフ=乃木坂46ということです。。
1つの写真が世に出るのにどれだけの労力がかかっているんだろうかと思いを馳せながら、館内をまわりました。
さて、ここが面白かった!ポイント
1.最初の映像
最初、乃木坂46を支えるスタッフの言葉が集まった3分程度のオープニングムービーを見ます。秋元康が得意とするドキュメンタリーチックのムービーです。
最初のつかみとしてこういう意図でこの展示を行っているという今回の展示のコンセプトフィルムのようなもので世界館の入り込みに一役買ってます。
2.乃木坂の最初のロゴの他の案
乃木坂のロゴといえばあの紫と資格の少し幾何学的なあれですが、
コンペで出された他の案も展示されていました。
他のものはファンシーでたり比較的意図が伝わりやすい、絆っぽく拳を合わせているようなものもありAKBに寄せているようなものもありました。
選ばれたものは比較的シンプルなものでこの時から乃木坂のグラフィックの方向性が決まった、そんな方向性が決まった瞬間に立ち会った気分でした。
3.アナザーと呼ばれる他の写真をとったもの
ジャケットにはならなかった没の何十枚の写真が1枚に収まっていたのは1つの作品のようだった。
特にぐるぐるカーテンの生駒ちゃんがカーテンにくるまっている写真は生駒ちゃんの表情も相待って神秘的だった。
4.色見本と校正
色見本を出してアルバムのジャケットの校正をかけるところはそれだけで逆に作品みたいでした。
特に色見本で生駒ちゃんの色見本は是非図録で入れて欲しい!!!!!
5.逃げ水の設定
逃げ水の一人一人の設定が可愛いキャラクターで書かれていて、細かい設定を絵コンテだけでなくどこかの雑誌で売っていそうなページでした。他の男性のファンもここのブースは食いつきがよかったです。
番外
・今話したい人がいるの泣き顔ジャケットが全員分ありましたが星野みなみちゃんが優勝でした。
・グッズで衣装マスキングテープが欲しかった…全部コンプリートしたかった…
以上、乃木坂46 ArtWork ほぼ全部展のレポでした。
アイドルはメンバーの容姿であったりキャラクターに注意が行きがちですが、スタッフの力
がなければ輝くことは難しいです。
特に乃木坂はスタッフの力をひしひしと感じるアイドルの代表例だと思っています。
またアイドルは時代を映す1つの鏡です。乃木坂がAKBからアートの方向性を変えたことは、1つの世相を写しており、特に、デザインがスタイリッシュになったり、ビジュアルの重要性が以前より増加したという1つの転換点をこの展示会を象徴しているとのではないでしょうか。
アイドルという枠を超えてデザインが好きな方、製作が好きな方にはとてもオススメです。
図録、4月に届くそうですがこれから私のバイブルになってくれることを期待しています。