バカいってる

これはエポックだ

「食欲・性欲・承認欲求」が描かれている by朝井リョウ

前回、あやちょ(和田彩花)の想いはこうではないか?と仮定をして、言葉をひねり出しながらブログを書いたのですが、その想いに対しての新しいヒントというか、いろんな知見を得た意見があったので今日はそれについて書こうと思います。

(本当は一話完結にしたいのですが、書きたいことが出てきました。

思い描く理想と、現実の狭間で..難しいです。)

touasuabab224.hatenablog.com

←これは彼女の曲「Une Idol」にある「偶像崇拝をしないで」という歌詞は、アイドル=偶像とラベリングされることによって観衆はアイドルから人間性を排除してしまうことに対しての警告なのではないかというふうに解釈した記事です。

 

ということで、今回、朝井リョウさんのつんく♂さんへの歌詞に対する解釈を取り上げたいと思います。

朝井リョウ

早稲田大学在学中の2009年に『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞。2013年、『何者』で第148回直木賞を受賞(男性受賞者としては戦後最年少)アイドルをテーマにした『武道館』も出版。最新作は『どうしても生きている』(幻冬社)。現在小説家だけでなく、ラジオパーソナリティも務めるなど多方面で活躍している。

 

たまたま朝井リョウさんのエッセイ『風と共にゆとりーぬ』を読んでその絶妙な語り口にしびれ、「朝井リョウ×加藤千恵オールナイトニッポン0」*1 にどハマりしました。

 

朝井さんといえば、卓越した観察眼による物事の本質を突く分析。全て皮肉に見る斜め下目線。

例えば、「シュッとしていますね」と言われたら「特徴のない顔」と取るとか*2

 

さて、そんな朝井リョウさんは大のハロプロファン及びつんく♂さんの大ファンで知られ、毎年年末にNHKラジオで、赤い公園津野米咲さんとハロプロについて語り尽くしておられます。

(私の年末の楽しみトピック)

 

さて、2017年2月5日ニッポン放送高橋みなみ朝井リョウ ヨブンのこと』で朝井さんのつんく♂さんの歌詞についての分析をしています。

 

その一、「食欲・性欲・承認欲求」が描かれている。これはまず一つ、絶対に言わないといけないこと。

 

 

 

<食欲>

・℃ute「Danceでバコーン‼︎」https://youtu.be/9NBCuOjhYXg


℃-ute「Danceでバコーン!」(Dance de Bakoon!) - Hello! Project Hina Fest 2016

3:35~該当部分

という曲の一節に「帰りにうどん食べていくわ」という歌詞

 

 このようにハロプロの歌の中には炭水化物がたくさん出てくる。

他にはソニンさんの「カレーライスの女」、エビピラフにソースをかけて食べると元気が出るという「国領」や、「津軽海峡の女」では、真夜中に粕汁を作るというとんでもない歌詞がある。

また「津軽海峡の女」には「ちやほやされるために上京した」承認欲求を表す歌詞も出てくる

 

といくつか例をあげた上で

高橋みなみさんが

「え?これはつんく♂さん狙いなんですか?」と尋ねます

そしてその答えが

朝:これはねぇ、「アイドルを人間だと思って書いている」からなんですよね。たぶんね

そして

 アイドルをアイドルとしてではなく、人として書いてるのですごく自然に食欲が歌の中に出てくる

と続きます。

 

つんく♂さんはアイドルを人間と思って書いていて、「性欲、食欲、そして承認欲求」が描かれている。食欲の次は、性欲。

 

<性欲の肯定>

モーニング娘。SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜」の”巷で噂のSEXY BOY”


モーニング娘。 『SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~』 (MV)

松浦亜弥の「Yeah!めっちゃHoliday」


松浦亜弥 - Yeah!めっちゃホリディ [PV]

 

ーーーーー----(以下書き起こし)ーーーーーーーー---- 

他のねアイドルグループの作品を聞いているとね、イケメンじゃない君が好きっていう歌詞が多いなって思うことが多いんですよ。

やっぱりそこでやっぱり思いっきりイケメンが好きって言っちゃうとファンの人が

そうですよね、限定されちゃうとかわいそうですよね

じゃあなんか俺はっていう気持ちになんかなっちゃうじゃないですか

でもそんなことつんくさんは気にしません。

(中略)

 

松浦亜弥の「Yeah!めっちゃHoliday」ありますけれど

「すんげぇすんげぇ水着を着て、すんげぇすんげぇ熱いバトル」*3に行くんですよね。あの子は。それでみんな戦いに行くんですよ。

私だけがあなたの魅力をわかってるよっていういわゆるファンを救済する歌ではなくて

巷で噂のSEXY BOY行くからっていう

た:確かに堂々と言ってんなぁ

朝:そうなんですよ。その点で、その〜性欲がきちんと描かれているなぁっていうのがすごい思うんですよね。あの〜イケメンとイチャイチャしたいっていう曲がとっても多くて

ーーーーーーーーーー(以上書き起こし)ーーーーーーーーーーーーー

 この性欲の肯定は私はつんく♂さんではなくて最近ハロプロ曲を作詞してくださる児玉雨子さんで描こうかなと思ってました。(また書きます)

 

モーニング娘。の「Give me 愛」には「こんな風に人を スキになるのなんて もっと先だと思ってた」という歌詞があるんですよ。「もっと先立って思ってた」ということは、自分はいつかアイドルを卒業して恋愛することがあると思っていた、ということじゃないですか。あなたに性欲があることはおかしくないよ、あなたが恋愛をすることはおかしくないんだよ、ってつんく♂さんがアイドルの子たちにきちんと伝えているような気がするんですよ。」

 

 

 <承認欲求>

・「スカッとMy Heartモーニング娘。15


モーニング娘。'15『スカッとMy Heart』(Morning Musume。'15[Refresh My Heart]) (Promotion Edit)

・「ほめられ伸び子のテーマ曲」℃-ute


「ほめられ伸び子のテーマ曲」 ℃-ute

 

朝:これもね、すごい珍しいことだと思うんですけど。アイドルの曲で多いなって思うのがこの世界の片隅にいる私を見つけてありがとう的な、今流行ってる映画じゃないですけど。

でもそれはやっぱり安心すると思うんですよね。聞いている側が。みんなが人気の子ってよりもやっぱ僕だけがあなたの魅力をわかってあげている感覚であったりとか、そういうのがあるとやっぱり安心して応援したくなったりっていうのが湧くのかなって思ったりするんですけど。

つんくさんは真逆のことを言ってます。

おいここにすげえのがいるぞ、と。見えねえのか。っていうことを常に歌の中に訴えていることが多いです。

如実に現れた曲っていうのが2015年夏にモーニング娘。15が「スカッとMy Heart」って曲を出したんですけど。(中略)

とにかく夏ソングでいろんなアイドルが勝負曲を出してるなという印象があるんですが。2015年のモーニング娘。15の夏ソング「スカッとMy Heart」のサビの歌詞は「心の中がスカッとするまで褒めて褒めて褒めまくってよ パラダイス」っていう歌詞だったんですね。とにかく私たちこんなにすごいんだからもっと褒めろよっていう歌を夏ソングに出したんですよ。

なんか他のアイドルグループが水着着て海で踊ってるのと全然違うテイストの曲を出していて。℃uteも『褒められ伸び子のテーマ』っていう曲を昔出していて。

た:なんだろな、その統一性というか。

朝:素晴らしいですよね。この曲も「すごいよねって褒めまくり かわいいねってあげられまくり そんでもって伸びて行く。褒められ伸び子よ」っていう歌詞があるんですけど 素晴らしくないですか。本当に素晴らしい。承認欲求がある。

この3つ。まず!!

 

以上「高橋みなみ朝井リョウ ヨブンのこと」2017/02/05放送の書き起こしでした。

 

私は、最初この放送を知り聞いたときに朝井さんの的を得た分析にいたく感動し絶対これはブログで解説を書くと息巻いたわけなのですが、朝井さんの言葉の選び方、論が完成されており私の筆が入る余地がなかったです。ただ気づいたことを書きます。

 

「 アイドルをアイドルとしてではなく、人として書いてるの文に私が描きたい事が如実に表れていると思いました。

最初に聞いたときは全く引っかからなかったんですが

何回か聞いているうちに「あれ?」とすごく違和感を感じたんですよね

 

特に「アイドルとしてではなく人」というところがアイドルを取ったら「人」が出てくるんだ。みたいな(笑)アイドルに否定形をくっつけて人っていうことの驚きがすごく来ました。

 

アイドル≠人ってっていう前提がないと、するっと出て来ないこと。そして私自身がこの部分を聞いても最初違和感を感じなかったことに対して

それはアイドルは人間とは一種隔絶した位置にいるってことが私たちの「当たり前」であるっていうことをすごくあらわしている一文だなと、実感を持って痛感しました。

 

 私は、あやちょの言葉を解釈して「アイドル」という言葉の人間性排除の傾向に対する警告であると前回書いたわけなんですが、そういう傾きがあるんじゃない?という疑問だったんですが、私が思ってる以上に前提化しているんだと思います。

 

ただ、このトークの最初に朝井さんは

アイドルというのは「食欲・性欲・承認欲求がないと良いな」と思われている生きものだと思うんです。

 

 このように「思われている」っていう定義付けをしており、社会的にアイドルはアイドルと思われている存在ですよねと先に述べていており、そのことを自明としていません。その部分に朝井さんの小説家としての言葉に対する厳密な姿勢に感嘆しました。

 

さて、このように持っていた仮定は朝井リョウさんの言葉によって想像以上に前提化されていた〜と読み取れたわけなんですが、もう一つ書きたい事!

それは、つんくさんを含めた「アイドル」を作る側の意識というものに迫って行こうと思います。

P.S

また終わらなかったですね。(疲れた)

私の論の立て方、そして文章能力に絶望しながらこの3週間更新を滞らせておりました。やっぱり感覚が近くなるゆえにデスマス調は感情論になりがちだなぁと思うので今度の記事は、常体に戻します。

 

P.P.S

そういえばつんくさんのアンジュルム曲が出ましたね!!

最高です!!!!(何よりPVが)

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*1:

www.allnightnippon.com

*2:

miyearnzzlabo.com

*3:

”すんげぇ すんげぇ すんげぇすんげぇ水着

すんげぇ すんげぇ すんげぇすんげぇ オシャレ

女の子達みんなが勝負時  ライバルなんか負けないぜ

すんげぇ すんげぇ すんげぇすんげぇ熱い

すんげぇ すんげぇ すんげぇすんげぇ バトル”

「みんな同じ人間なんです」―「She is×和田彩花〜自分で選ぶこと、決めること〜」に参加して―後編

この記事は「She is×和田彩花〜自分で選ぶこと、決めること〜」のイベントレポの後編です。

前編はこちら

touasuabab224.hatenablog.com

 

 

 

話は最近公開された、ソロ曲「Une Idole」にも話が及んだ。


【和田彩花】 Une idole 【MUSIC VIDEO】

 

この曲の歌詞は、フランス語と日本語で書かれている。

フランス語になったのは、あやちょの軽い提案がそのまま採用になってしまったという。

「(フランス語の)発音が苦手なのに、歌うともっと発音が悪くなっちゃう。なのに、歌うことになっちゃった」と笑いながら言っていた。

 

そしてこの曲に込めた思いをいくつか羅列して説明している中で「偶像崇拝をしないで」というメッセージが込められていることを説明してくれた。改めて歌詞を調べてみると

letras2.com

 

Je suis une idole(私はアイドルですが)

Et pas n'importe qui(他の誰でもない)

Je ne vis pas ma vie pour vous (君のために人生生きていない)不器用な世界観

 

Jes suis une idole(私はアイドルですが)

Mais pas d'idolatrie(偶像礼拝なんてない)

Meme si cette idee change parfois,je suis et serai toujous une idol

(こんな考えは変わる時もあるけど、いつまでもアイドルだから)

他にもこの曲に込めた想いを言葉を尽くして説明してくれていたのだけども、私にとって偶像礼拝という言葉が 強く、重く頭に残った。並列した言葉のうちの1つでしかなかったけれど、「偶像崇拝」は、ずっと頭の中をぐるぐると回っていた。

 

参加者が自分を形成した本を紹介するイベントでは、参加者三者三様の本が持ち寄られた。

ジャンルは多岐にわたり、ジェンダーについての本、往年の名作文学、絵本、写真集まであった。

あやちょは、彼女が敬愛する画家「エドゥアール・マネ」の画集を持ってきていた。

 

参加者が本を紹介するたびに、あやちょは真摯にコメントをしてくれた。

ある参加者に対するコメントに対して、あやちょの断言は印象深かった。

 

「人間はみんな平等です。」

 

あやちょの最初のトーク部分でもこの言葉と同じことを全く別の流れの中で発していた。

「芸能人も一般人もなんら変わりません。おんなじ人です。」

 

複数回同じ趣旨の発言を、全く違う文脈の中で繰り返されたことで私は強く印象に残ったと同時に、先ほど「Une Idole」のメッセージの1つの「偶像崇拝」という言葉が急に結びついて出現してきた。

 

<「偶像崇拝」への仮定>

 

あやちょの「Mais pas d'idolatrie(偶像崇拝なんてない)」のメッセージの根幹には「人間はみな平等である」という彼女の考えが強く存在しているのではないかという仮定を立て、トークショー全体を通してとくと考えた

 

(あくまでこれは私の解釈であって、あやちょがそのイベントで以下の趣旨の発言をしたわけではない。)

 

ここでの文章での「偶像崇拝」は、いわゆる「アイドル」を偶像として崇拝する構図のことである。

辞書には「アイドル」は以下のように書いている。

 

1.偶像

2.崇拝される人や物

3.あこがれの的。熱狂的なファンを持つ人。

デジタル大辞泉より)

デジタル大辞泉の定義からもアイドルというものは、あこがれの的として「ファン」にして崇拝される立場にある=「神」と「信者」の関係のような偶像崇拝的な構造があるということがわかる。(ただし、アイドルは神ではない)

 

アイドルが偶像崇拝の対象になることはここでわかった。

ではなぜこの「偶像崇拝」が「人間は皆平等である」というあやちょの言葉につながるのだろうか。

 

それは、”ある人に「アイドル」という属性を与えた瞬間に、「アイドル」というその人は人間であるということが社会の中から欠落する現象”が一定数存在するからだ。

つまり、その人は人間である前に「アイドル」という属性が先立ち、そしてその属性には社会的制約が内外からかかるようになる。

 

  

 アイドルには規約がとにかく多い。そしてそれは、「恋愛禁止」のようにある種、明文化されたものから、不文律で明文化されておらず一般人には知り得ない内面化されたものが多い。

  今回のトークショーに参加するまで、私はリップシーンで髪を振り乱すことが禁止であったことは知らなかったし、写真で大きな口で笑っていけないことも知らなかった。

  つまり、これは「アイドルは顔を売るものである」という前提が社会であることから、顔を髪の毛で隠すということに対してNoとしたのだ。

 

  そして、大きな口を開けることも同じ背景を持つだろう。「アイドルはこういう表情をする」という前提があり「大きな口を開けること、眉間にしわを寄せること」はそこから逸脱するものだった。

 

  しかも、これははっきりと「アイドルは大きく口を開けない方がいい」ということがファンの中で共通認識としてあるというよりは、制作側がそれを読み取り、もしくは先回りして生まれた規則である。

  制作陣の意図など知ることない私たちは、その前提に対して私たちは当たり前すぎて気づかない。気づいたとしても「アイドルだから当たり前」の考え方に回収されてしまうことが多い。

  そこで逸脱され、そして「逸脱したこと」に気づいて、やっとその規則は意識に植え付けられる。改善することもあるが、逸脱に対してのバッシングがより規範性を強めることは少なくない。

 

この「アイドルは〇〇であるべき」という規範から外れた時に大きなバッシングが生まれる実例は今まででもたくさんある。

アンジュルムだと、かっさー(笠原桃奈)の”赤リップ事件”が思い浮かぶ。

www.polka8dot.com

  当時14歳であったかっさーに対しメイクが濃いという意見があったので、それに対し直しますとブログで告白した。それがきっかけで様々な議論が巻き起こった。

 その後、あやちょがかっさーにたいし、「好きなリップを塗ってほしい」と堂々と支持を表明した。(他のメンバーも、できる形で支持をした)

 

 アイドルである、14歳の年少の女性である、属性に見合った「そうあるべき」像があり、それに逸脱することがバッシングにつながる現実が如実に明らかになった例だとと思う。

 

   しかし、この規則が「アイドル」たらしめているもので、構造となり、絶対的なものになると、構造に組み込まれたアイドルは構造上の偶像以前に「人」という当たり前のことを忘れさせてしまうのではないか。この構造こそが「偶像崇拝」に当たるものだと考える。

 

偶像崇拝をしないで

「芸能人も一般人もなんら変わりません。おんなじ人です。」

 

という言葉には、自分の意思ではないところで「偶像崇拝」の構造に組み込まれ、その構造の中で「人」であることを忘れられた世界にいたあやちょの思いが強く組み込まれているのではないだろうかと考えてしまうのだ。

 

 私はあやちょの生き方に触れ、感動し、あやちょのように生きたい。

今私はその思いが強くある。しかしあやちょも1人の人間であることを忘れてはいけないと思う。彼女に対し、このように自分の思考を再構築しすぎて「こうあってほしい」という形があることも上記の言葉でハッとさせられた。芸能人であろうとも、一人の人間として接する前提は当たり前すぎて抜け落ちてしまう。だからこそ強く意識していきたい。

 

以上が「She is×和田彩花〜自分で選ぶこと、決めること〜」で私の感じたことです。

最後になってしまいましたが、このような機会をくださった皆様本当にありがとうございました。

 

追記

レポが「She is」で掲載されました!是非是非!みなさまみてください

sheishere.jp

 

 

「みんな同じ人間なんです」―「She is×和田彩花〜自分で選ぶこと、決めること〜」に参加して―前編

和田彩花(以下あやちょ)のイベントに参加してきた。

sheishere.jp

改めてこのイベントに参加できたことに喜びを強く感じながら

ふとした時に思い出せるように、そして取り出せるように備忘録として残しておきたいと思い、今言葉を打っている。 

 

INDEX

  1. 参加するまで
  2. 当日
  3. あやちょ登場
  4. 懺悔

<参加するまで>

 

土曜日、寝る前のtwitterを眺めるいつものルーティンを遂行していると、

眠気吹っ飛ばす文字列が、私の目に飛び込んできた。

 

 

 She is×和田彩花」限定30人イベント開催

 

 

詳しくみるとCINRAで開催される大人の文化祭の「NEWTOWN2019」の一イベント

だった。場所は多摩。

 

急いで地図アプリと手帳を取り出した。

 

その日のバイトの予定を無理をいって変えてもらい、行くことにした。

 

その後イベントの概要を詳しく見ていると、あやちょのお話を聞くだけでなく参加

者は、「今のわたしを形作る一冊」を持ってきて本について語り、最後に参加者の

方同士で持ってきた本のプレゼント交換をするという内容だった。

 

申し込みフォームにも持ち寄る自分の本を説明する欄があった。なので急いで自分

の本棚を見回し一冊を選び、頭を振り絞ってそれらしいことを書いた。

 

 

バイトの人にスケジュールを変えてもらったあと、下の方にあった「抽選」の文字

に気づいた。

 私はいつも重要な情報を1つ以上見落とす。

 当落がわかった後にバイトの人言えばよかったと後悔したが、もう遅い。

 幸いにも当選し、参加することができたのでその後悔は無駄になった。よかった。

 

私は、アンジュルムが好きだとちゃんと自覚したのが今年の5月という、にわかof

わかのファンである。あやちょがいるアンジュルムをなんとか滑り込みセーフで見た。

 

あやちょの今までの歩みの上澄みだけを見てきた人間で、彼女がどのような経験を

てどのように変わってきたのかということもわからない。

 それに過去にどんなアイドルと対峙するイベントに足を運んだことがなかったため、

アイドルに「会う」という感覚が全くの未知だった。

 

 そして私は本を読む習慣がほとんどなく、むしろ本が読めないじぶんに対しコンプレッ

スと付き合いながら今まで生きてきた。

そんな私が本を持ってきて紹介する???

 

いいのか?私が参加していいのか?という申し訳で一杯になった。

 そんな不安と申し訳なさをたくさん引きずりながら会場に向かった。

 

<当日>

 

NEWTOWNは、大人の文化祭と銘打っただけあって学校の校舎に運動場がある会場だった。

運動場には食べ物の出店に、フリーマーケットのような雑貨を売っているスペースがある。

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校舎に入ると都庁にある草間彌生のピアノを思い出させるピアノがおいてありアーティス

トのような人が弾いていた。

 

受付を済ませ、会場の教室に入るともうすでに15人ほどの参加者が座っていた。女性が多

かったが、男性もちらほらいた。よくみると携帯のカバーにアンジュルムック のシールが

貼ってあったり、待ち受けがあやちょだったり。日常的にアンジュルムのファンがいたこ

とがなかった私にとって、ほぼあやちょのことを知っているファンというこの空間は不思

議で、浮ついた気分にさせた。

そうして待つこと20分、いよいよ、あやちょが登場した。

 

  

<あやちょ登場>

 

いい意味でテレビと何も違いがなかった。「実際見るとむっちゃ顔が小さい」とか、

「想像の100倍かわいいなどといった実際会った時の感想を見すぎていたせいか、私も

一種の「みんな」の感情を抱くことを期待していた。しかし、私の目の前に現れたのは、

画面で見ていたあやちょそのものだった。

 

しかし、立体を伴ったあやちょの体は想像以上に小さかった。そして甘い香水の香りを纏

わせていた。あと、画面のあやちょそのものだったといいつつ目の大きさ、パーツの集ま

り具合には驚いた。画面のそのままで印象が変わらないが、あんな目の大きく、パーツが

小さい人は今までの人生で遭遇したことがない。

 

今これを書いている時も、イベントの時も「画面上とは変わらないな」と印象はそのまま

強くある。しかしそれ以上に2次元上の「あやちょ」和田彩花として認識していたのが、

立体になったあやちょ」を自分の網膜で認識したことで本当に和田彩花というものが私

の人生に現れたような、そんな感覚も同時に味わった。

その時はきっとその感覚に想像以上に驚いたのだろう。

 

最初はあやちょのトークから始まり、本当にいろんなことを話してくれた。

 

詳しくは円衣めがねさんのレポを参照していただきたい

note.mu

 

(私はアンジュルムを好きになってから円衣めがねさんのnoteはたくさん拝見していまし

た。このnoteで同じ空間にいたことを知りとても驚きました。イベントについての私のメモ

を参考にしていますが、補完する形で円衣さんのレポを参照させていただきました。内容

が重複している部分がありますが、それは同じ空間にいて、印象に残ることが似ていたと

いうことでご容赦ください。)

 

 

・小さいころピンクのランドセルが良かったのに、周りがみんな「赤」だったので悩んで

赤のランドセルを買ったこと。眠る前に「神様の言う通り」をやっていたという。かわい

い。。。

 

 

・今一人でアイドルをやる選択をするまでの葛藤。

 

選択を決意したものの、それをみんなには話せなかったこと。

少人数のインタビューの中でその思いを言葉に発して見て、その次に全員のインタビュー

で…という風に少しずつ言う範囲を広くしていったという。

 

 

・あやちょの今のアイドルに対する姿勢はそれまでのアイドルの否定ではない。

「選択肢」を増やすことだということ。そのうえでアイドルの定義はわかんないままだと

いい。

「これからわかればいいですね。」と声に出していた。

 

・選択をするときの指針に「違和感を大事にする」ということ。

 

 エピソード

 

 リップシーンのとき髪の定位置がピシッと決まっていてそれをはみ出すと怒られたとい

スタッフが言うにはアイドルは顔で売っているのだから隠してはだめだという理由ら

しい。しかし、あやちょは「髪を使うことでまた新しく、深い表現ができるのになぜだ」

と思ったという。

 

 あやちょがよくする大きな口を開けて笑ったり、眉間をしかめる表情についてもそれを

するたびによく怒られたとも言っていた。(その場で大きく口を開けたり、いーとしかめ

たあの茶目っ気ある表情をしながら話してくれた。)

そんな表情だとグッズの販売には使えないでしょ!と言われた。

 

このような違和感が今の選択にもつながっているらしい。

実際アンジュルムを卒業した後の写真をみると大きな口を開けているし、眉間にしわを寄

せた表情の写真が選ばれていることがわかる。

 

 

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 アンジュルムを独立させようとしたという衝撃な告白も飛び出した。

 

これには周りも面を食らったような反応だった。

 

そんなことを話していいのかと私は思わず思ってしまった。ただあやちょが抵抗一つ感じ

させなかったので、そのギャップにも面を食らった。

 

ハロプロ10何年間過ごしてきた人がハロプロから抜け出すという前代未聞のことをうち

に秘めていて活動していた。それは私たちからしても壮大すぎて飲み込むのに時間がかか

ることだ。なのにあやちょは、さらっと、するっとふと口から出てきたかのような口ぶり

だった。

 

その様子に面を食らいすぎて、面を食らったことしか思い出せない。

このことについては自分の考えを含めまた別の機会に書きたいと思う。

 

 

 <懺悔>

さて、本題は後編(後日アップ予定)に飛ばし、自分が本の紹介した体験について述べよう。

 

この部分は私の居たたまれない思いを消化して折り合いをつけるための一種の懺悔である。

そのため読まなくても全く支障がない。字を読むのがつかれた方は、ぜひここら辺で後編

に移ってくださいな。

 

本を語るのは、時計回りのような形で順番に発表していくスタイルだった。私の順番はち

ょうど半分ぐらい。

前の人の発表を聞いていくうちに、私はどんどん涙が目に溜まっていった。

 自分の意見を発表する緊張と、伝えたい内容への思い入れの気持ちががあふれていたのだ

と思う。

 

私はよく泣く。昔も、今も。

幼稚園を含めすべての学校の卒業式全部泣いた。

 

小学校5年生の時は涙を極めたのか、学校に行って毎日泣かない日はほぼなかった。

 

だから泣くことは大嫌いだ。泣いたら場は凍る。凍るってものではない。突然異物が現れ

たような空気のようだ。

周りに気を遣わせる。そして「泣いた人」という傷が自分ついてまとわる。

何より 公衆の面前で泣くことは、恥ずかしい。

 

 こんなに嫌なのに涙は全く言うことを聞かない。涙は感情の高ぶりによるものだ。私から

したらあふれ出る感情をどうやったら抑えられるかなんて一切合切わからない。

まさしく生理現象だ。意志で涙を止めることなど、ほぼ不可能なんだよ!と思いたい

 

 案の定、発表では最初から最後まで泣いた。言いたいこと1001も言えなくて、用意し

ていた原稿なんて意味をなさず、ただあやちょを含めた周りの人に困惑させて終わってし

まった。私が泣いているとき周りはうまく見られなかったし、あやちょの目も怖くて見ら

れなかった。

 

涙を見せたことへの恥ずかしさ。

 

伝えたいことが少しも言えなかった悔しさ。

 

泣いた時の周りの視線や雰囲気が、今でも心が刺さっていている。

 

終わった後せっかく多摩モノレールまで乗ってきたのだからとNEWTOWNを楽しもうとし

たのだが先立つ感情は「泣いてしまった自分に対する自己嫌悪」だけだった。あやちょに

会えたうれしさよりも、あやちょの前で晒した醜態に対する火の出るような思いが上回っ

。それが何よりもつらかった。

 

ここで、話が終わっていたらブログを書くことは傷口に塩を刷り込むどころではないこと

だ。しかし、円衣さんのnoteを発見した。

 

恐る恐るあけると泣いてしまった人がいたという記述があった。

以下、そのnoteから引用する。

 

生い立ち、境遇から今の仕事のこと、自分の悩みや性格の事を話しながら、人生で

迷った時に出会った一冊や切っ掛けの一冊を紹介していった。ある人は感情の昂ぶ

りが抑えられなくなって泣いてしまったり、言葉に詰まってしまうことがあった。

 

でも、そんな時もあやちょは身を乗り出してジッと見つめて優しく微笑んで見守っ

ていた。途中でこれはセラピーみたいだなと思った。アメリカの映画やドラマで薬

物依存者や犯罪被害者の会とかで車座になって自分語りをして、拍手で終わるやつ

いつも見ててピンときていなかったんだけど、自分が似た状況に参加していて分

かった。」

 

 

あの時私はあやちょの目をみることはできなかったけれど、

あやちょは優しく微笑んで見守ってくれていたらしい。

 

その事実は苦々しい思い出の塊を瓦解させ、その中にあったイベントであやちょに会えた

心の高鳴り、そしてあやちょとを中心とした30人ほどの空間に立ち会えたことの喜びに再

び向き合えうことができた。

たぶん泣き虫が治ることはないし、泣くことに対しての苦しさはかわらないと思う。

 でもあやちょの優しい微笑んでいたということは、ちょっぴり救われたんだ。

 

 

 

イベントの詳細なレポはShe isでも掲載するとのことだったので掲載される日をじっと待

ちたい。

sheishere.jp

 

 

 
 

ハロプロがプロデュースシリーズに参加したら…

   2016年から韓国のMnetで放送が開始され一大ムーブメントを起こした「PRODUCE」シリーズ。様々な事務所から集まった101人練習生が参加し、様々なミッションに挑戦する。その上で韓国内の視聴者(国民プロデューサー)の投票によってデビューするメンバーが決めるサバイバルオーディション番組。

 

  シーズン1では「I.O.I」シーズン2「Wanna One」、そしてシーズン3であるプロデュース48から「IZ*ONE」が誕生しそれぞれ絶大な人気を得た。特に「Wanna One」は韓国内で社会現象が巻き起こした。その人気は韓国だけに留まらず、中国で現地版が制作され、現在日本でも「PRODUCE 101 JAPAN」が制作・放送されている。

 

  このプロデュースシリーズの大きな魅力の一つが「埋もれていた才能」の掘り起こしである。今までのシリーズでは、ほぼ無名の状態だった参加者が、番組を通して世間から一気に注目を浴び、人気者になるという現象が度々起きた。

(例えばプロデュース48では本田仁美、プロデュース101シーズン2は、NU’ESTなど)

※ここでの「プロデュースシリーズ」に今放送されているプロデュース101 JAPANは含みません

 

  じゃあ、ハロプロがプロデュースシリーズに参加したらどうなるか?

ハロプロこそ才能と魅力がありながら見つからず、「見つかって」と願う人が大量にいるのではと考え始めたら、妄想が止まらずその勢いのままこのブログを書き上げた。

(※「見つかってほしい」と思うがプデュにもいろいろ思うところがあるので、実際万が一実現したら複雑。見つかってほしいけど、プデュでは見つかってほしくない)

 

ではLet’s妄想

 

<今回の妄想の前提>

プロデュース101、48の女子版を想定して考えています。(課題曲の構成はSeason1を参考)プロデュース48の時のように韓国で開催、放送される設定です。韓国練習生、ハロプロ半分ずつ参加します。ただ、韓国練習生は当然全くわからないので、いることはいますがブラックボックス扱いです。そのため最終メンバーに残りそうなハロプロメンバーが9人もいます。(半々で選ばれたら6人になるはず)

 

<注意点>

・全て私の妄想です。最終メンバーに残りそうなメンバーというのは私自身の嗜好及び、独断と偏見に基づくものです。選ばれる、選ばれない間に優劣は存在しません。(例えば、私はこぶしファクトリーつばきファクトリー、及びBEYOOOOONDSに詳しくないので今回はかなり選ばれる人数が少なくなっています)

 

<ミッションについて>

  1. 事務所ごとにパフォーマンスを披露し、トレーナーによってレベルが分けられる

→テーマ曲(「Pick me」)の披露へ

  1. グループ別評価  グループが同じ曲をパフォーマンスする。課題曲はアイドルのヒットソングから選ばれる。
  1. ポジション別評価  ボーカル、ダンス、ラップ、それぞれのグループに分かれてパフォーマンスをする。Produce48ではラップはない。ラップ曲の知識が不足しているため、今回もラップは省略した。

 

 

目次

  • 最終メンバーになりそうな人
  • プデュだと魅力が伝わりにくい人
  • 参加して欲しいOG

 

  • 最終メンバー候補

 

  1. 上國料萌衣アンジュルム

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いわずとしれた「全方位美少女」→(1)

その圧倒的な美少女っぷりは練習生が選ぶビジュアルランキング1位

毎シリーズ全参加練習生の中から、練習生自身の投票で容姿の一番優れた人、ビジュアルセンターが選出される。

選ばれること間違いなし。

透き通るようなクリスタルボイスはトレーナーの先生に一目置かれることでしょう。

そして何より逆境になっても暗くならない明るい性格。振付覚えられない子に優しく教えたり、場も盛り上げてくれる姿が眼に浮かぶ。今書いててシーズン1のセジョン(シーズン1の参加者、キムセジョンのこと。グループ別評価で歌もダンスも出来ないキムソヘに優しく教えた場面が大きく取り上げられ人気が爆発した。)を地で行く人だなと思った。

ただ、高身長をよしとする韓国において、身長が小さい点がどう捉えられるかが心配。

 

やって欲しい曲

グループ評価:IZ*ONE「Violeta」

youtu.be

彼女の圧倒的なビジュアルはどんな曲でも合わせてしまうというねじ込み力がありますが、この曲が最近のK-POPで一番ビジュアルの印象が強かった。

儚さが求められる曲なので、今まで見えてなかった彼女の儚い部分が顕在化すると思う。

 

ポジション評価:ボーカル、f(x)「Beautiful Goodbye」

youtu.be

彼女の持ってる要素が100%「陽」で、もはや彼女自身が発光してるレベルなので、女性ボーカルで開放感があるよく似合うと思い最初少女時代のテヨンの「I」が浮かんだが、彼女のクリスタルボイスはテヨンのパワーボーカルよりも、繊細なボーカルの持ち主であるf(x)のクリスタルの曲の方が似合うと思う。

 

追記 11/4のパシフィコ横浜に行きました。そこでのかみこはやっぱり明るい!!陽のパワー全開でした。あれは、韓国でもかなり評価されると思います。

 

2.宮本佳林(Juice=Juice)

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いわずと知れた歌、ダンスの実力、そしてビジュアルの透明感は国民プロデューサーおよび、制作陣の目に止まること間違いなし特に計算されつくされた絶妙な表情は必見。

芸歴が長く苦労人でもあるので、グループの絶対的エースであると同時にお姉さんポジションを担い、チームを引っ張りそう。

最初の課題曲のセンターもあり得る。

 

 

個人的な懸念はハロプロの申し子的存在なので、国民プロデューサーがいわゆるハロプロの癖を受け入れられるかということが大きい。個人的には「ハロプロ」を抜け出したかりんちゃんを見てみたい。

あとは、センターポジションを当たり前に享受してきた人なのでそのプライドが、悪魔の編集の対象になりそうで怖い。

 

やって欲しい曲

グループ別評価:Red Velvet「Peek A Boo」

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暇つぶしにピザデリバリーのお兄様を殺す猟奇的なMVで、Red Velvet特有の不思議さの結晶のような曲をかりんちゃんがどのように表現するか見たい。かりんちゃんの声はTheアイドル声で鼻にかかった声だがそれが不気味さを増して(褒めてる)より背筋が震えるパフォーマンスが見れることを期待する。

 

ポジション評価:ダンス、Taylor Swift 「Look What You Made Me Do」

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Taylor Swiftの中でも一番ダークで粘着質のある曲。かりんちゃんの表情は年齢を重ねるにつれて爽やかの中に粘着さ、冷たさを帯びるようになったと思うので、ドンピシャだと思う。かりんちゃんのそういう表情を浴びるように見たい、

 

 

3.井上玲音こぶしファクトリー

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スタイル、顔、そして実力。それに加えてボイパ

こぶしファクトリー《アカペラ》念には念(念入りVer.) - YouTube  

までできちゃう強者。

てかなんでみんな知らないの??と思ってしまう人、トップ5。

この前見た「好きかもしれない」の落ちサビがあまりにもよかったので、ぜひ落ちサビが映える曲、かつ切ない系をしてほしい。

www.youtube.com

2:56

 

大変申し訳ないが、私はれいれいの性格を詳しく把握していないため番組でどういうポジションに落ち着くがわからない。

こぶしファクトリーの中で一番年齢が下のイメージが強いので、妹キャラでいくのかな?

 

 

歌ってほしい曲

グループ別評価: BLACK PINK「As If It’s Your Last」

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ボイパの能力から、HIP HOPがハロプロのなかで特に上手にこなせそうなので、BLACK PINKの曲を歌って欲しい。れいれいのハスキーな声が原曲のイメージと似合う。

 

ポジション評価:ボーカル、Mamamoo「Strray Night」

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「好きかもしれない」のれいれいが素晴らしすぎて、今そのイメージから離れられていない状態。なんなら「好きかもしれない」をやってくれ。と思うのだがこの妄想は新しい側面を見たいという思いが含まれているので頑張って考えた。

れいれいは持っている音域が低めなのと、少し線が細い声が特徴的だ。なかなこういう曲がなく未だしっくりくるものがこない。そこで思いついたのがMamamooの「Starry Night」だ。ラッパーのムンビョルにすごく声質が近く感じたのと、Mamamooの中でも繊細な声がひかる曲だ。

※れいれいはとっても上手だけど、きちんとボイトレしてもう少し深みのある声を出せるようになるともっと曲幅が広がるはず!!なのでぜひこの番組でボイトレの機会与えられて欲しい。

 

4.佐々木莉佳子アンジュルム

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いつもふざけて場を和ませるひょうきんものだが、ステージにあがるとその表情が豹変する。そのギャップは多くの人の心を射抜くこと間違いなし。パフォーマンスの実力とコメディー要素を兼ね備えているキャラで思い出すのが、シーズン1だとユジョン、シーズン3だとイェナ?あたりだろうか。

もう1つ大きな強さは圧倒的ビジュアルである。目鼻立ちがはっきりしており少しエキゾチックな雰囲気も持ち合わせている。(現Seventeenモデルでもある)絶対ビジュアルランキングに入る。

心配な点は「泣き虫」ところ。

悪い涙で編集されちゃうのはいやなので、壁にぶつかる際の象徴としての涙に昇華してくれることを願う。

 

歌ってほしい曲

グループ評価:(G)I-IDLE「LATATA」

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アンジュルムのパフォーマンスで彼女のイケメンっぷりに心鷲掴みされてる身としては、やはり彼女のかっこいい表情を見たい!(G)I-DLEの「LATATA」はガールクラッシュで、かつ「恨」にも似た暗さが根底にあるイメージで、彼女はその感情を表現するのに長けている気がする。

ポジション評価:ダンス、BTS「Fake Love」

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蒼井優・菊池亜希子→(2)の言葉からもわかるように、彼女は一時期男性的なパフォーマンスを取り入れてたという。ゆえに実際ボーイズグループの曲でパフォーマンスしている姿を見たい。そこで男性的要素が強く、哀愁性があるBTS「Fake Love」を選んだ。この曲なら2019年の武道館公演で魅せてくれた「嗚呼、すすきの」

アンジュルム 室田瑞希・佐々木莉佳子『嗚呼 すすきの』 - YouTube

の哀感がより一層魅えるのではないだろうか。

 

  1. 植村あかり(Juice=Juice) 

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絶対金髪の美女を1人は入れたい!という理由で金髪なイメージがつよいうえむーを選出した。あのビジュアルは圧倒的で、かつ韓国ではすごく好意的に受け止められると思う。身長も164.4cmでちょうどよい。また声質も落ち着いたアルトボイスは、ガールクラッシュの曲と相性の良さが期待できる。

 

つまるところ彼女ただプデュのスタイリングをされた彼女を見たいという己の願望が大きい。

 

歌ってほしい曲

グループ評価: ITZYの「ICY」

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ITZYは前曲の「DALLA DALLA」でも見られるように自己肯定のメッセージが織り込まれた曲を歌う。この自己肯定感の高さは彼女の大阪人らしいからっとした雰囲気と、漂う無敵感がこのうえなくマッチすると思う。

ポジション評価:ボーカル、BLACK PINKの「Don't Know What to do」

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前述の無敵感はスクールカースト最上位の女の子であるBLACK PINKの曲とも親和性が高い。「Don’t Know What To Do」は「Kill This Love」のカップリング曲という立ち位置で出された曲だ。総じてBLACK PINKのカップリング的な曲はHIP-HOP色が強いタイトル曲に比べ、歌唱部分が多く異なるベクトルの曲が多い。

 

6.船木結アンジュルムカントリーガールズ)

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てかなんでこんなに魅力的な子が次々出てくるのでしょうか。

歌良し、ダンス良し、かっこいい系も行ける、かわいい系も行けるオールラウンダー。

かつ、ももちイズムを引き継いでいるので頭の回転も速い。

いろんなコンセプトを消化することになると思うのでふなっきみたいな両刀遣いはデビューしてからも重宝されそう。

ただ、かみこ同様身長が小さいのでそれがどう転ぶかが唯一の懸案事項。

 

歌ってほしい曲

 グループ評価:I.O.I「Very Very Very」

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グループ評価では、ラップパートがある「Very Very Very」に取り組むことになったがチームにラッパーがいないため、ふなっきに白羽の矢が立つ。ふなっきはラップの経験少ないことを理由に抵抗を見せるが、結局ステージで難なくこなす。というストーリーが瞬間的に浮かんだ。(普通に次々続々でラップしてるけどね!)

なので、ちょっとかわいい曲で、ラップをアクセントになるこの曲を歌って欲しい。

 

ポジション評価:ダンス、CHUNGHA「Gotta Go」

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ふなっきの表現や体の使い方は場を掌握する力を持っているので、その強みが活きる曲を選んだ。バーステーイベントの「SONGS」https://www.youtube.com/watch?v=PTDhkvpzirg


船木結『SONGS』2019年 BDイベ

 

を見てボーカルポジションに行って欲しいという願望に支配された。最初のイントロシーンのフリーダンス部分があまりにもかっこよく、ダンスを見たいと思った次第だ。こういう「The 大人」な曲を踊ったらどれだけの人の心を惹きつけるか、ある意味危険だ。しかしセクシーな振り付けなのでうまい具合に妖艶で、かっこいい振り付けをつけて欲しい。

 

7.小田さくらモーニング娘。19)

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やっぱり圧倒的な歌姫が一人選ばれて欲しいので、経験も鑑みて小田様を選んだ。

人生2回目説がでるほどの人格者で、おそらくかみこと同じくわからない子をリカバリーするという「いい子」ポジションに据えられると思われる。

 

ただ、過去の歌姫的ポジションは「意外性」が求められているというジレンマがある。(例えば、Produce48で矢吹奈子ちゃんは日本人なのに上手という点や、Season1の「Into The New World」でアベンジャーズチームに注目が集まっていた中でヨンジョンの歌の上手さがより着目された背景がある)

なので最初から小田ちゃんの実力が目立つと、逆にどんなに上手ても「さすが」の一言で回収されてしまいそう。それがプデュだとなぜかマイナスに働くことがあるので、心配(プデュ48の竹内美宥ちゃんとか)

 

あとこれはとても個人的な見解だが、プデュに選ばれる子は陽のオーラを持ってる子のイメージが強いのであの妖艶な湿っぽいイメージはどう視聴者に映るか予測できない。ただパワーボーカルがほしい!

個人的にはチョンハ姉さんみたいな大人ポジションになれば、彼女の持ち味が一番いい形で現れると思う。

 

歌ってほしい曲

小田ちゃんに歌って欲しい曲という想いを詰め込みました。

グループ評価:Mamamoo 「Egoistic」

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小田ちゃんの溢れ出る色気を受け止め、曲の魅力も相まり相乗効果を生み出すことができると思う。Mamamooの曲をどのように小田ちゃんが再解釈して、表現するか見てみたい。

 

ポジション評価:ボーカル、LEE HI「BREATH」

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イハイちゃんの名曲を是非、小田ちゃんの声で聞きたい!モーニング娘。でこのようなどっしりとした落ち着いた雰囲気のバラードは珍しいのですが、小田ちゃんの声はこの曲の

ただ、ジョンヒョンの作詞作曲した曲であり、追悼ステージのイハイちゃんの姿は強くイメージ付いてるので、課題曲には少しセンシティブな曲かもしれません。

 

8.山木梨沙カントリーガールズ)

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ハロプロに入りたいという一心でこの世界に飛び込んできた子にプデュの参加を妄想するのはなんだか忍びないですが、これはあくまで妄想なので続けさせてください。

 

山木さんの強みは何と言っても頭の回転のはやさ。その場の掌握力はハロコンのMCでも見ることができます。

何かとぎすぎすしやすい「プデュ」において山木嬢の頭のよさは最大限に発揮されるでしょう。シーズン1だと、ナヨンちゃん的なポジション、シーズン3だとカウンちゃんのポジションかな?

懸念はプデュは短期間なのでその人の持っている華とかイメージが順位を左右してしまう傾向があるので、彼女の落ち着いた雰囲気がどう映るかということでしょうか。

 

<やって欲しい曲>

グループ評価:OH MY GIRL「Secret Garden」

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私が持っている山木さんのイメージが「森の中で本を読む深窓のお嬢様」なので、OH MY GIRLの童話的な曲を是非歌って欲しい。

 

ポジション評価:ダンス、Shawn Mendes「Treat You Better」

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 山木さんの「Rockエロティック」の動画



山木梨沙・新沼希空『ROCKエロティック』2018年 BDイベ

 

が大好き。そこで浮かぶ彼女の哀と強のコントラストは、ダンスポジションでバリバリ洋楽のダンスで大爆発するのでは?

ダンスナンバーには乗れるというより感情が先立つ曲ですがダンスカバーの動画を見て「イケる」と思いました。ただただ見たい!

 

9.森戸知沙希モーニング娘。19)

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見た人みんなを魅了する笑顔は国民プロデューサーの心を掴んで離さないでしょう。

小田ちゃんのところでも書いたが、プロデュでは絶対に明るい雰囲気の子で華がある子が残りやすいと思っているのでちぃちゃんの持っている雰囲気はうまくマッチングすると思う。

ふなっきやかみこと同様、身長が小さいことが唯一の懸案事項。

 

やってほしい曲

グループ評価:TWICE「Yes or Yes」

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モーニング娘。の“かわいい&元気”要素がある曲がよく似合っているイメージが強く、ちぃちゃんの周りを明るくさせる笑顔が大きな長所になり得る曲だと思う。ちぃちゃんの文句なしの華はTWICEの曲と親和性が高い。

 

ポジション別評価:ボーカル, SHINee 「Dream Girl」

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これはTWICE「Cheer Up」 の曲と迷った。この2つの並びを見て気づいた人もいるかもしれないが、この2曲はどちらもJTBCの「ガールズスピリット」でOH MY GIRLのスンヒがアレンジし、披露した曲だ。(関係ないですが、この番組でのスンヒが歌った曲は全て彼女が1人で歌うためにアレンジをされており、そのアレンジだけでも聞く価値あり)

Cheer Upの愛嬌満点の悶絶かわいいちぃちゃんか、はたまたこの「Dream Girl」のようなボーイズグループの元気さ、爽やかさ、かっこよさ満載のちぃちゃんかと天秤にかけると、私の中の彼女の残像が「髪をばさっと振り上げてお客さんを煽っている」姿だったのでそれに適合のは「Dream Girl」かな?

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※あと、グループ評価がTWICEなので重複は防ぎたい。

 

  • プデュだと魅力が伝わりにくい人

 

佐藤優樹モーニング娘。19)

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いわずとしれた自由人、まーちゃん。

自由人ではあるけれど天才的な視点を持つまーちゃんは、その魅力より先に悪目立ちをしてしまいそうな感じがする。

ステージで見せる姿だけでなく、そこに至るストーリーが重視されるプデュは相性が悪そう。

プデュは世論に大きく左右されるため「普通」、「常識」がより重視される傾向が強く、彼女にとっては狭い世界になり得るだろう。全世論を敵に回してしまう危険性もありむしろ出ないでほしいと思う。

ただ出るのを妄想するなら(※プデュ自体も妄想です)ダンス評価に出てほしい。

まぁちゃんは表情とか醸し出す雰囲気が生きるといいなということで。

曲は、、ストックが不足しました。思いついた方、コメントでぜひ教えてください。

 

生田衣梨奈モーニング娘。19)

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#えりぽんかわいいでも見られる、フランス人形のような整った顔は韓国でも評判になるでしょう。あと金髪とかいろんな色の髪が似合うので、いろんな髪色してほしい! 

宮脇咲良がIZONEになってからシルバーになど派手な髪色をしますが、日本だとそ考えられなかったこと)

歌は少し心配な部分ではあるけど、彼女に合った音域であれば十分実力が発揮できる。また彼女の少し女王様的な表情を作ることが上手いのも強みになるだろう。

しかし、心配な部分もある。彼女の「世界一かわいいアイドル」のキャッチコピーや、澄ましたように見えるビジュアルが理由でヒール役があてがわれる可能性があり、より強く反感を集める危険性がある、なので逆に出てしまうと変な色がついてしまいそうなので是非とも出て欲しくない。

ただ、ただ、是非向こうの国のアイドルのクリエイティブで飾られたえりぽんを見たい…

永遠の葛藤。

 

やってほしい曲

→圧倒的、BLACK PINKのタイトル曲!ラップは難しいけどかっこよくやればプラス要素になると思う。ポジションバトルはぜひダンスで!

 

③ OGで出てほしい人

1.梁川奈々美(Juice=Juice,カントリーガールズ)

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かわいいを具現化したようなやなみん。ぜひやなふなコンビでかわいらしさを一面に出してほしい。

清純派グループの曲を歌うとき絶対かわいい!!

A pinkの「Mr.Chu」とか、あとはRed Velvetの「Ice Cream Cake」も似合う!だけどむちゃくちゃかっこいいやなみんも見たいという気持ちがあり板挟み状態である。

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2.工藤遥モーニング娘。

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彼女は歌って踊るという形より、演技の道を選ぶために卒業したのでなかなかむつかしいとは思うけれど、もし出たら絶対おもしろい。

そう思う理由は今までのプデュシリーズにはいわゆるイケメンポジションというかショートカットの子がいないから、新しい地位を築けるだろう。

ビジュアル、歌、ダンスのポテンシャル、またステージ映え力はピカイチだと思うので、その魅力で新しいキャラクターを生み出してほしいぜひともお願いします。

 

歌ってほしい曲

➡グループ別評価は、切なさ、刹那が出せるヨジャチングの歌かな。

「해야-Sunrise」とか?

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ただ、女性性が強いグループなので彼女の持ち味である少年ぽさが障害になってしまう可能性もある。

なので、ポジション別評価はぜひダンスで少年らしさが生きる曲をやって欲しい!

少年っぽさが一番いきそうな曲だとSeventeenの「Pretty U」が思い浮かぶ。

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3.勝田里奈アンジュルム

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りなぷーもぜひプデュに出て、見つかってほしい人の1人。冷静な分析、周りまでみられる広い視野は番組でも重宝されそう。

よく「省エネダンス」と揶揄されることもあるけど、りなぷーの余分の動きがなく、きれいなダンスは、K-POPの振付や揃えることが重視されるダンスと親和性が高いと思う。

個人的にはこれを機会にK-POPのスタイリングに触れ、それを持ち帰ってほしい。

歌ってほしい曲

➡Red Velvetの「Peek A Boo」「Bad Boy」

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4.前田憂佳(元スマイレージ

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いや、あの発光するかのビジュアル、透明感はぜひプデュに出てほしかった(笑)最近ハロプロに興味を持った人間なので、もちろんスマイレージ時代は知りません。ただあの可愛さをK-POPのスタイリングで見てみたかった。絶対的ビジュアル1つでサバイバル番組押し切る姿を見たい。(もちろんアニメっぽい可愛らしい声に、確かな実力もあるが)

 

歌ってほしい曲:A pinkの「Mr.Chu」

 

以上「ハロプロがプロデュース101に参加したら…」でした。

 

最後に言いたいことを詰め込みます。

1.あくまで私の主観に基づいた意見です。

特にプロデュースシリーズ101のシーズン1のイメージが強く、それ以降も見られてる方にはあれ?となることでしょう。そして、私自身の浅く、偏っているハロプロの知識と好みで選出してるのでご注意ください!

あと課題曲も私はほとんどアイドルの曲しか知らないためポジション評価のダンスでよく使われている洋楽に疎く挙げる数がどうしても少なくなる。このように課題曲はかなり偏りがあることを留意してほしいです。

逆にハロプロK-POP、もしくは洋楽にお詳しい方は是非ともコメントで教えてほしい。

 

2.あくまで「妄想」です。

見つかってほしいという思いでこれを書きましたが、実際はハロプロはプデュには出てほしくないという思いの方が強いです。

プデュは、世に与えるインパクトは比ではなく、プデュで着いてしまったイメージはこれから何かで挽回するのに多大な努力を要します。その威力が強すぎて既存のハロプロ本体をぶっ潰してしまう危険性さえもあると思います。

また、分量の偏りや編集によって練習生の印象を操作する「悪魔の編集」や、票の操作の疑惑など問題は常に内在しています。最近では、票数操作に関し警察の捜査が継続中。MBS*1では「PD手帳」というプロデュースシリーズの告発ドキュメンタリーの放送も始まりました。

 

逆にそのデメリットも包括してしまう可能性がある魅力

  1. プロデュースシリーズの持つ世の中への影響力
  2. 韓国のメイク、日本の既存なイメージでは考えにくいスタイリング=アイドルにまつわるクリエイティブ面のセンスの良さによってハロプロが抱く「アイドル」の固定概念を打ち破る力があること。
  3. ハロプロの世界以外で、新しいことを吸収してほしいから。

 

ただ48グループほど大きければプデュのイメージは一部で済んでたけれど、ハロプロは多いと言っても48グループ程ではないのでよりプデュが与えるインパクトはよくも悪くも大きすぎると思います。

 

なのでこれは永遠に妄想止まりであることは間違いないので、安心して妄想しました。

お付き合いいただきありがとうございました。

もしこの人は?この曲は?という意見がありましたらどしどしコメントで教えてください。

 

<参考文献>

https://naikoteki-demo-iijanai.com/2019/10/produce101jpsurvival/

https://produce101.jp/intro/

 

(1)

TBS ラジオ「アフター6ジャンクション」2019年6月27日放送より

蒼井優・菊池亜希子 アンジュルム特集 2019年6月27日 - YouTube

34:41

彼女について(蒼井優:A、菊池亜希子:K、宇田丸さん:U)

A・K「全方位美少女」

A「クリスタルヴォイス、そして今踊りダンスの強化中なので」

U「やっぱり育っている過程っていうのもね、」

A「はい」

K「完璧に可愛くて、完璧に歌が本当にもう上手で、」

A「かつアンジュルムック の撮影中むちゃくちゃ明るくて、天真爛漫なんですよ。」

U「やっぱこれもっと大人になったらすごく妖艶になりそうな」

A「もうもうどうなっていくかが。」

K「でもそんな中でちょっとなんか漫画的なちょっとコミカルさなのも兼ね備えていて。ちょっとしたときにとるポーズが天才的に面白くて可愛いんですよ」

U「なんか笑っちゃう」

A「すごくいいご家族に育てられたんじゃないかと推測しています」

 

(2)前掲(1)の続き

 K「武道館を抱いた女と呼ばれる。(A十人十色っていう)もう本当にパフォーマンスで、佐々木さんと目があったらもう全員撃ち殺していくみたいな、流し目でこう」

U「殺されちゃうのね」

K「殺されちゃうんです……はい(笑)」

A「そう、で、男性的なパフォーマンスを取り入れてたのが、多分「十人十色」っていう去年武道館の公演の時に男性的なパフォーマンスをすごく取り入れられていて、今回は女性的な面も、まっ、今めちゃくちゃ妖艶です。」

https://www.youtube.com/watch?v=wjN0T7hYEY8 3:12

*1:韓国の地上波テレビ局の1つ。

「死」を消費する

哀しい夜だった。

 

また1人、才能ある人が命を絶った。

 

 

 

 

人が亡くなると、その衝撃と慟哭、虚しさという感情が織り交ぜられる。

有名人が亡くなると、多くの人がその感情に突き動かされ、自分の語彙を持って哀悼の意を表する。

 

今回のようなソルリ、そしておそらく大多数の人が想起したであろうジョンヒョンの死は、才能ある若人が自ら命を絶ったという点でより多くの人に衝撃を与えた。

そして人々は多くのことを推察し、自らの言葉を尽くす。

よりドラマティックに、より自らの哀しみが伝わるように言葉を紡ぎ出す。

 

しかし、一方で彼、彼女の死はまるで悲劇の映画「泣ける映画」と銘打たれた映画を見ているような錯覚を感じる。

現実の出来事に感じる感情が、その悲劇性について誰かに感想を述べたり、ノートに書き留める行為の延長線上のように感じてしまう。

彼女らの「死」はまるで物語の中の「死」と同じように多くの人に消費され、「死」を物語として消化してしまう。

 

 

私はこのニュースを受け取った時友人にメッセージを送った。

その衝撃を共有した。

そしてお互い言葉を使い、その死をいたんだ。

そして私は、彼女の死を消費した。

そして今も消費している。

 

 

 

人の死に対して言葉は「無」である。

どんな言葉を使ってもどんな感情が生まれようとも、人の「死」の現実はなくならない。

映画のように、「物語」でもない。

どんな言葉をかけようとも彼女の人生はもう2度とこの世には戻らない。

そして感情を言葉にすればするほど、私たちは彼女の死さえも消費してしまうのではないかという葛藤が生まれる。

そして今もその葛藤と、罪悪感の上に立っている。

 

芸能人と、それを享受するものたち。

その歪な関係性の上に私はいる。

一度立ち止まって考えたいけど、そんな時間は私たちに与えられず、また変わらず時間は流れる。

でもこの違和感、そして虚無感は忘れないでいたい。

そしてこの問いに対して考えることをやめないでいたい。

 

Rest in Peace 

 

 

ユートピア 

初めてアンジュルムを知ったのがいつかは覚えていない。

昔すぎて忘れたわけではない。

アンジュルムを好きになったのは本当に最近だ。

つまり決定的な瞬間を覚えていないのだ。

 

少女時代を好きになったのは覚えている。

2010年のMステスーパーライブでの「GENIE」を見たとき

 

f(x)を好きになったのは「Hot Summer」のMVをYou Tubeでたまたま見たとき

 

Red Velvetを好きになったのは、この2つの後輩グループであったことがきっかけで、決定打はイェリの加入のタイミング(むちゃくちゃ顔がタイプ)

 

宝塚を好きになったのは、2008年のスカーレットピンパーネルをDVDで見たとき

みりおん(実咲凛音、元宙組トップ娘役)を好きになったのは2011年の花組公演「カナリア」での最初のソロを見たとき

 

モーニング娘。を好きになったのは、松岡茉優がまゆまゆとして「One Two Three」をパフォーマンスしている動画を見たとき

 

でもアンジュルムだけはなんか覚えだせない。

「ミーハーでごめんね」さんのブログの記事が目に入っていたのがきっかけで、ライブの映像を見てわたしの中で気になる存在にはなったけど、なんかそれもあやふやだしそこから好きになるのも結構時間かかった。

気にはなってるけど、あと一歩なんか「好き」と断言するには弱い感じ。

「かみこが可愛い」

とか気になる存在はいたけど、最後までりなぷーとムロとの区別がつきにくかったし、ライブに参戦するまで曲をたくさん聞き込んだりとかもしてなかった。

 

そこから少しずつ少しずつ、ゆっくりゆっくり好きになってった。

蒼井優が好きなことを知ったら、蒼井優アンジュルムについて発言してる動画をチェックしたり、、(それまで蒼井優のことをあまり知らなかった)

タデ食う虫もLike itのシングルあたりから色々知識を得てきてアンジュルムには「アンジュルムらしさ」という独自のカラーがあることも知った。

そして最終的にライブで感じた。

「好き」

 

 

 

あやちょは、「自分でいること」、そして自分で考えてそしてその考えをもとに行動することを本当に大切にしているんだなぁとよく思っていた。

それがわたしにとって強く響いたし、惹かれた。

これから自分がこれから社会に出て行って、直面していなければいけないならないものに絶望を感じていたとき、和田彩花のいるアンジュルムはまるで砂漠の中に突然現れるユートピアのようだった。

 

アイドルは社会に渦巻いている矛盾した欲望や視線を直に受ける存在であると思う。

我慢するものも多いし、私たちが矛盾しているものから逃れて、変わる変わる社会の一部として生きることができるけれども、自分という棹を社会にさしていかないといけないアイドルはそうはいかない部分があると思う。

そして社会の視線を一度通して再構築される、自分から離れた「自分」に向き合っていかなければならない。

だから自分の意見をいうこと、そしてそれを実行するということは私たちには考えられない恐怖があるんだろうなと思う。

それでもあやちょはずっと自分らしくいること、自分の意見、意志を持つことをずっとアンジュルムの中で尊重できるように守っていたように見えた。

その守っていたものが、どこかユートピアのようなものに感じた。

 

ラストコンサートはチケットが手に入らなかったのでライブビューイングを見た。

言葉にしようとしてもできない、そんな不思議な空間だった。

一個一個思い出せるけど、なんか事実が流れていてそれに対して心は動いているんだけどだけどなんか言葉になると消えてしまう。

まだあの時の瞬間を言葉を当てはめようとしても、言葉の概念をあの瞬間に当てはめるものがなく、無理やり当てはめてしまうと嘘になって消えてしまう気がするから、私にはかけそうにない。

 

私の中のユートピアとして心に留めていて、やらなければいけないことをしっかりやって、ご飯食べて、早く寝て、自分の頭でしっかり考えて自分の人生を生きたい。

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これから、アンジュルムは今までと変わらず変化をしていく。

そして私も変化していきたい。

 

ありがとう、アンジュルム

 

あやちょ、卒業おめでとうございます。

 

2019.6.18 アンジュルム コンサートツアー2019春 ファイナル 和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生〜ある時生まれた愛の提唱〜in 日本武道館 

 

アンジュルム 「赤いイヤホン」

ハロステで「赤いイヤホン」の映像が公開されていたので、見ました。

 

おそらく私が見た中野サンプラザの公演の映像だったので既視感、いやあのときの感動が蘇ってきました。

www.youtube.com

映像で見ると他のアイドルグループと同じフィールドで見れるのでそれはそれでいいものです。

 

いや、アンジュルム最強すぎじゃないのか?????と思いながら鬼リピしている次第です、

 

今私は家族に向けて週報という形であったことや、思ったことをまとめているのですがこの素晴らしさを家族に伝えたいと思いすぎてメンバー一人分を連載してしまおうと思います。

 

この世界で素晴らしいと思えるものは、人が賞賛するものでもないし、TVに出ているものでもない。自分がいいものなんだと思います。

どうかこのまま走り続けて欲しい。

 

いつまでも私たちの味方でいてほしい。

 

そういうグループだなと思いました。

 

あぁ、、、、、

幸せです。

 

PS 一個いいですか?

私、伊勢鈴蘭ちゃん好きになりつつあるんですが最初のイントロのところで「はぁ」とため息つきそうなアンニュイな表情で踊っているの好きです。

あと低い声も好き。

 

てかみんな好き。