引きこもりプレイリスト
幸いに、Stay Homeできる環境で、もうかれこれ一ヶ月徒歩以外の交通手段を使っておらず、かれこれ一ヶ月友人、知人、家族に至るまで一人も会っていません。
しかし、正直なところ私は根っからの引きこもり体質。こんなに自分が心地がいいと思う人以外に会わなくていいのが楽だとおもわなかったです。(将来も、世界も、その先の未来は置いといて)私のこの20平米ほどの空間の今は、困っていません。(短絡的な思考のみ限り)
しかし、小さな画面から毎日毎日自分が進んでほしい方向とは真反対にエンジンを切る人々の多さに絶望しつつ自分が社会の構成員としてどう関わっていいかということを考える機会にもなっています。
大学を期に上京し、今は一人暮らしです。東京は便利で少し歩けば美味しいごはんもテイクアウトで帰るし、電車に乗らなくてもほとんどの用事は済むし。
だし、一人暮らしも楽です。誰にも怒られない。誰にも干渉されない。ただただ自分の好きなことをすればいい。自分のペースで。このストレスのなさは以上、かつ私の置かれている環境はあまりにも恵まれていて毎日TVのニュースを見て現状を追わなくてもいいし、知らなくても今は困りません。
だけどなんだろう。自分自身が削られていく感覚が強く強くのしかかってくる感じがします。
それも本当に知らないうちに。
どんどん自分の生活を整えなくなる。ご飯、掃除、洗濯、お風呂、睡眠、基本的に生きるために必要なことが限界まで下がっていく。
そして、集中力が以上に低くなりなにかをやろうという気力がなくなる。
それに気がついたのは、韓国語の勉強を30分も集中してできなかったときや、とにかく考えられないからずっと布団に寝ている自分に嫌悪がさして無理やり外にでて歩いたあと、ものすごく集中して韓国語が勉強できたんです。(スマホはいじりながらだけど、それでも)
いつのまにか集中できなくなることに実感し、そして自分が少しずつ少しずつ集中のキャパだったり自分の生活を構成できなくて、頑張ることができなくなっていることを実感しました。多分一人暮らししてから気づかないうちに気づかないうちにそうなってんだろうなぁと。。
引きこもりのときに結構新しい曲に出会ったり、リバイバルでもう一度感慨深さがこみ上げてきた曲が会ったので今日はそれをあげようと思います。
①Everyday I Love You/LOONA Vivi
[MV] 이달의 소녀/ViVi (LOONA/비비) “Everyday I Love You (Feat. HaSeul)”
K-POPのプレイリストを聞いてたときに見つけた曲。LOONAは最初の方は追っていたけど最近は全然見てなかったので、こんな良曲があったんだっていう驚きがありました。散歩のときに聞くのがおすすめ。
②숙녀(Lady)/Yubin
Niji Projectをちょくちょく耳にすることが増えたときに、ある参加者が歌っていた曲。
私は、あういうサバイバルな世界を見るとリアルで精神的不調を来すので見れないのですが、パフォーマンスなどで、新しい曲を知ることができるということと、参加者のそのときにしか見えない閃光みたいなものを感じれるのでパフォーマンスだけ見ることが多いです。(そしてそれが醍醐味)ラストフレーズの「忙しい女だから」のところの表情が好き。
コメントで80年代とか、シティポップとか、竹内まりや等のコメントをよく見かけてたのですがそうなんですか??
③I Just Wanna/ Amber,feat Eric Nam
[KCON LA] Eric Nam&Amber-I JUST WANNA 160809 EP.486ㅣ KCON 2016 LA×M COUNTDOWN
これは、f(x)”Good Bye Summer”を英語版にしてアレンジした曲です。原曲が死ぬほど好きな私ですが、この曲は全く知らなかったです。f(x)のバラードってなんでこんなに心に染みるんだろうと思うのと同時に、キーが低くするだけでこんなに曲の印象が違うんだっていう感覚がします。アンバーの歌う姿が好きなのでそれも見れるのもポイント。
④Drive It Like You Stole It/Sing Street
Hudson Thames - Drive It Like You Stole It (Official Video)
映画Sing Streetの挿入曲です。映画の挿入曲でこんなにハマったのは初めてでその減少に自分で驚いています。青い空、緑色の芝生、若さ!!!!っていう曲ですが、そこにある儚さがあるのが好きです。友達に同じ監督の「はじまりのうた」も最高だという報告を受けたので早く見たい。
⑤The Closer/VIXX
빅스(VIXX) - The Closer Official M/V
一番VIXXに私的感情をこめていた時期にでた曲。ちょうどTWICEのTTとか、なんかむちゃくちゃ混戦な時期に出たんですよね。他の曲、及びTWICEより再生回数が伸びないもんだから気に揉みすぎて彼らの生活と将来の心配を勝手にしてたっていう(苦笑)
この曲いいよね。いいよね。みんな、聞いて!!!って思いながら再生回数を1時間に1回チェックしてたwwしかし、今聴き直すと静かで、悪く捉えると「地味」な曲だけど、だからこそむっちゃ贅沢な曲だなと思います。たくさん聞くわけではないけど、どの曲にも拾ってくれない感情を拾ってくれる、誰も見捨てない曲だと思ってます。
⑥Ending Page/f(x)
f(x) - Ending Page [Hangul/Romanization/English] Color & Picture Coded HD
はぁ〜この曲といい、②のI Just Wannaの原曲の「Good Bye Summer」が収録されている「PinkTape」。つくづく名盤中の名盤だな..と噛み締めてます。実は上京するときにすごいボロボロになっちゃってたから処分しちゃったんですよね。また買おうかな。
というわけで、「引きこもりプレイリスト」を作ってみました。
個人的に、今回のコロナは良い悪いということより、今まで見てこなかった世界がウイルスという形であぶり出されているという側面があるなと強く思います。だからもちろん人間にとっては悲劇であることは間違いないのですが、コロナよりも前にもあったけど「それは私には見えてなかっただけじゃないの?もしくは、見ようとしてこなかっただけじゃないの?」っていう感覚が強いです。
全世界が一つの問題を取り組むゆえに、各国が容易に比較できてしまうし、政治のリーダーの重要性、持ってる権力の大きさ、そして能力が無残にもあぶり出されてしまう。
桃山商事の清田さんが「無関心でいられた、考えないでいられた、怒らないでいられたという権力性」という趣旨の記事を書かれていましたが、まさにそれを痛感しています。
そして、世間的に影響力の持っている人が絶大な権力を持っていることを全く自覚することなくその権力に座ったまま武器を振りかざす人の想像力の欠如具合にも恐ろしさを覚えています。
「世界は変わったように見えてなんにも変わっていない」というどこかのコピーライターが書きそうな言葉を頭の中でぐるぐると反芻しています。